Music
Artist (Accordeuse – Restauratrice): Akiko OKAYASU at Pianos Balleron
Blogs from Pianos BALLERON
パリ発 ピアノ修復通信 (Japanese)
Blog Piano (French)

transcript
Hello, I’m Kasumi Kobayashi. Thank you for listening Japanese Classical Literature at Bedtime.
During so-called “Golden week”, holidays in Japan, I visited Paris with my husband.My love of pianos partly made this short trip possible.
Here’s my impression of Pianos BALLERON, one of the great piano repair shops in France.
5月の連休期間中、パリに1週間ほど夫と滞在しました。(連休直前になって新型インフルエンザのニュースの報道が見られるようになっていて、やや不安ではありました。)
パリ到着の翌日4月29日、9時頃にホテルを出て、メトロで9番線のラ・ミュエット駅まで行きました。駅から出てパッシー通りを歩くと、まるきり大人の格好をして颯爽とあるく少女とすれ違い、思わず振り返ってしまいました。行く人々を見ると、高級住宅街だけあって、みな洗練された格好をしています。
パッシープラザのすぐ斜め前に、バルロンピアノ修復工房へ続く道があります。
特に看板も出ていないので、きょろきょろしながら入口を探していると、ドアが不意に開いて、なかから小柄な女性が出てきました。この工房でピアノの調律と修復をされている日本人の岡安さんです。
フランス人と一緒に仕事をされているので、きびきびした方で忙しそうにされているかも知れないと、やや緊張していたのですが、気さくな感じで、穏やかに話されるので、ほっとしました。作業台に向かっていた、若いフランス人の女性も作業の手を止めてにこにこしながら迎えてくれました。
ドアを入ってすぐの場所が、色々な道具や素材が置かれている工房でした。天候の話などの挨拶のあと、修復の済んだピアノのある部屋へ案内してもらいました。簡単にそれらのピアノについて紹介してもらうと、次に地下にある修復待ちのピアノと、数台の修復済みのピアノを見せてもらいました。グランドピアノは脚を取り外してあって、縦に並べられていました。どれも、辛抱強く診療を待っている患者のようにじっとしています。
1台、一見して取っ手のないタンスのようなものがありました。岡安さんが手品師のようにさっと手をかけると、箱からピアノの鍵盤とペダル、そしてプレイエルという文字が現れました。音は全く他のピアノと同様に響きます。よくあるピアノだそうですが、私たちにはめずらしく、数枚写真を撮りました。
その後もう一度、1階にあるピアノの展示室に戻りました。部屋の真ん中には、プレイエルとガボーのグランドピアノが置いてありました。ふたつとも小さめで、パリのアパートにも置けるサイズとの事でした。他に、4,5台アップライトも置かれています。
普段は仕舞っておくこともできるアップライトの譜面立てを出してもらったり、ピアノの脚や燭台を覗き込んだり、寄木細工の模様の部分に感心したりしながら、また日本とパリの湿度について等、ひとしきり説明してもらうと、岡安さんにグランドピアノの2台と、アップライトも数台、それぞれ1曲づつ弾いてもらいました。
素晴らしく素敵な音でした!
どれも、ピアノに対して熱意と愛情を持ったピアノ職人によって修復、調整されていて、まるで私には「幸福が閉じ込められているような」(T・ゴーチエの言葉)、美しい和音を響かせる宝石のように見えました。わたしは『パリ左岸のピアノ工房』で、アトリエのピアノ全部を欲しくなってしまった著者と同じ心境でした。
パリには彼女たちの情熱とメチエがずっとあって欲しいと思います!
工房経営者でピアノ修復師・芸術職人の師匠(Maître Artisan en Métier d’Art)、
フアノンさんのブログ(仏語)
I am so happy to find this site. I have been looking for one for my daughter… I just wanted her to hear japanese being spoken in an interesting format… to imerse her. Thanks!
Hi Benita;
Glad to hear that.
Thanks for your feedback
素敵なブログを見つけました。たくさんの日本語のお話を録音して、感謝します。LingQのサイトでThe Linguistという教材を使ってKobayashiさんの声になりてきました。おかげさまで勉強ができました。ちなみにこのところはきれいな表現だなと思いました。「美しい和音を響かせる宝石のように見えました」音楽は素敵ですね。
クリスさん;
録音を聞いてくださってありがとうございます。
音楽は聴くのも演奏するのも、楽しいです。本当に、ピアノ工房のピアノたちは素晴らしい楽器たちでした。
勉強がんばってください。今後ともよろしくお願いします。